心理学>スリーパー効果

スリーパー効果とは、自分が信じている人が言った事は信じやすく、
信用してない人が言った事は、信じて貰いにくい。

だが時間と共に、本来の信用度に戻るという話です。

信用出来る人Ａと、信用出来ないＢさんが、
同じＣという話をしたとします。
この時Ｃは同じ話ですから、聞いた人に左右されなければ、
信用度を５とします。

しかし、信用出来るＡさんが言った場合、
Ａさんが言ったんだから間違いないとなり、
Ｃという事の信用度は９に上がります。

逆に、信用出来ないＢさんが言った場合、
Ｂさんが言ったんだからと、
Ｃという事の信用度は２に下がります。

時間が経つと、Ｃという話を誰が言ったか忘れてしまいます。
記事本来の信用度に戻るという話です。

ですから、会社などで企画を通そうとした場合、
短期でゴーサインが出るような場合、
信用のある上司などに説明して貰えれば、
企画は通りやすいでしょうが、

ゴーサインが出るまでに時間がかかる場合、
上司の信用で押し切るのは難しいので、
しっかりとした企画書で勝負しないと、
上司に迷惑をかける事になるかも知れません。

もっとも、しっかりした企画書じゃないと、
信用されている上司が協力してくれないかな？