心理学>初頭・終末効果

初頭・終末効果とは、字の通りで最初と最後の記憶による効果についてなのですが、
「最初が肝心」「終わりよければ全て良し」なんて言葉がありますが、
中間に関する言葉は、思い浮かばないのではないでしょうか？

そうなんです。要は最初と終わりが肝心という事なのです。
最初に良い印象を与える事が出来れば、
その後多少のミスがあっても、最初の良い印象があるお蔭で、
そこまで酷い印象には成り難いのです。

でも、最初に良い印象を与えたのに、
最後に大きなミスをしたらどうでしょうか？

きっと相手の人はその一連の記憶を悪い印象で記憶するでしょう。
その成らない為に、「終わりよければ全て良し」があるのです。

例えばお店で、何かミスがあった時に、
店長が来て謝りに来て、お店の商品券か何かくれたら、
ミスがあったのに、そのお店の印象は誠意がある、
良いお店にならないでしょうか？

これをネットショッピングで見てみましょう。

まずホームページですが、変なポップアップがなく、
あまりゴチャゴチャしてなく、すっきり見やすく、
商品の情報も分かりやすいと、良い印象になりますよね。

これが「最初が肝心」に当たります。
では「終わり良ければ全て良し」は何かと言うと、

購入後のお礼メールや商品発送の案内などが当たります。
ちなみに現実にあるお店の場合は、
お店の入り口まで店員さんが商品を持って、
お見送りに来るなどが当たると思います。

ちなみに、プレゼンテーションなどは、
初頭・終末効果により最初か最後が有利と言われています。