心理学>家庭内ストックホルム症候群

家庭内ストックホルム症候群とは、
例えば暴力を振るう父親だったとします。
でも、子供が生きていく為には、
暴力を振るう父親にすがらないと生きていけません。

そんな暴力を振るう父をすがる自分を納得させる為に、
暴力を振るう父親を魅力的な人だと思い込もうとします。

その結果、暴力を振るわない本来は良い人と付き合うと魅力を感じず、
大人になっても暴力を振るう男性を好きになります。

例えとして、ダメな父親を例にしましたが、
当然これはダメな母親にも当てはまりますので、
ダメな親の下で育つと、その親に似た相手を求める事になってしまいます。

家庭内ストックホルム症候群を治療するには、
その人が共依存状態である事を認識する必要があります。

そして原因となっている人との距離を置き、
自分の育ってきた環境やダメな人を好きになる状況を客観的に判断して、
ダメな人を人を魅力的だと感じてしまう感情から、
抜け出していくしかない様です。