心理学>自己効力感

自己効力感とは、カナダの心理学者アルバート・バンデューラが提唱したもので
人が行動する時に、その行動を自分がどの程度出来るかを予想して、
その予想の程度によって、行動に移すかどうかが決まるという物です。

簡単に言えば、これからやる行動が自分で出来そうと思えばやるし、
出来ないと思えばやらないという事です。

自己効力感は四つの事から形成されていて、
一つ目が達成体験で、当然自分が同じ事や似たような事を、
達成していたら出来ると思い自己効力感は高まりますよね。

当然これが一番影響を与えます。

次いで代理経験です。
これは自分の身近な人が達成していたら、
自分も出来そうな気がしません？

三番目は言語的説得です。
これは「達成出来る」など口にして自分を説得する方法ですが、
「達成出来る」の連発では、単なる思い込みにしかなりませんから、
すぐに効力は落ちます。

ですから、ちゃんと自分を説得して下さい。
これを達成する為には、まずこれをやって、次はこれをやってと言うように、
達成体験・代理経験などを積み上げて、自分を説得すると良いでしょう。

最後は生理的情緒的紅高揚ですが、
これはお酒や薬などにより気分が高揚している事です。
お酒の席で、気が大きくなって「ここは俺がおごる」等言い出すのがそうです。

三番目までを上手く使って、やる気を出して頑張りましょう。