富士山の情報、丸分かり>富士山の高山植物

富士山は元々噴火によって出来た山の為、
富士山の高山植物は、風や鳥の糞などによって運ばれた植物で、
その為他の高山に比べると、高山植物が少ないです。

富士山の代表的な高山植物は、オンタデ、イワツメクサ、イワスゲなどで、
これらは養分の何もない環境に最初に定着するパイオニア植物と言われます。

先駆植物のおかげで土壌が形成されて、その他の植生の推移が行われます。

オンタデ:
タデ科オンタデ属の多年草。

高さ30〜100cmで、長さ3mm程の黄白色の小花が密集する。
6月〜10月に花が咲く。

富士山の標高2,400〜3,300mに多く分布しているので、
登山の休憩中などに見かける事が出来る。

イワツメクサ:
ナデシコ科ハコベ属の多年草。

高さ5〜20cmで、葉は細長く3cm程。
5枚の花弁がある白い花を咲かせるが、弁は真ん中に深い切れ込みがあるので、
花弁が10枚あるように見える。

富士山の七合目位まで目にする事が出来る。

7月〜8月に花が咲く。

イワスゲ:
カヤツリグサ科のスゲ属の多年草。

高さ40cm程度で、富士山五合目付近の溶岩や砂礫に、
へばりつくように群落が点在する。

7月〜8月に花が咲く。

ツガザクラ:
ツツジ科ツガザクラ属の常緑小低木。

高さ10〜20cmで、
2〜個の花を横向きに付ける。
須走口登山道の本6合目を過ぎたあたりで見る事が出来る。
7月〜8月に花が咲く。

コケモモ:
ツツジ科スノキ属の常緑小低木。

富士山の2、000m付近に多く分布していて、
高さ10〜40cmで、直立した幹は密集していて、
6月〜7月に花が咲く。

赤い果実を付けて、ジャムなどにして食す事が出来るが、
富士山はコケモモに限らず、植物の採取は禁じられています。
破ると罰則規定があるはずですので、絶対やめましょう!!


他にも色々あるので興味がある人は調べてみて下さい。

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