登りの歩き方ですが、普段街中を歩くよりゆっくり歩く事が必要です。
理由の一つは高山病対策です。
高山病は個人差がありますが、
早い人では標高2500m位で症状が出る人も居ますので、
標高が低くてもゆっくり歩いて、体を徐々に慣らしていく必要があります。
歩く時の姿勢は猫背にならないように、頭から体重が乗っている足までが、
一直線になるイメージで、気持ち前方に倒れ込むようにして、
重心を前に持っていき、その重心によって歩く感じが良いと思います。
着地は、足全体で着地して下さい。
富士山は火山によって出来た為、岩になっている所が多いので、
足を滑らしたり、関節を傷める可能性があります。
富士山の登山道は基本狭いところが多いですが、
その狭い中にも何個かのルートに、なっているところがあります。
そういうところは、出来るだけ足を上げないですむルートを選んで下さい。
足をあげるという事はそれだけ体力を使う事になります。
足を上げる体力なんてと馬鹿にする人も居るでしょうが、
登山道・個人にもよりますが、十時間近くの時間、酸素の薄い環境では、
この足をどれだけ上げるかの差は、頂上付近で表れてくるでしょう。
富士山を登る人の大部分は、杖かストックを持っていると思いますが、
活用して下さい。
杖などをついて、腕の力で体を持ち上げて、足の負担を減らして下さい。
ただし、杖などがしっかり固定出来てないのに、
力をかけると滑って転ぶ可能性がありますので、十分注意して下さい。
当然の事ですが、無理はしないで下さい。
別に富士山は逃げません。また次回にも登れます。
無理をすると高山病の可能性や
滑落による怪我なども起こりかねません。
救助を呼ぶとすごく高いなどという話を、聞いた事があります。
ですからグループで登る場合は、一番遅い人に合わせましょう。
そうしないと、遅い人が無理をして、高山病や怪我になるんで、
結果みんなが迷惑する事になりかねません。
それと、体調が悪いとからと言って山小屋で休憩させて貰おうとしたら、
予約が一杯だからと追い出されたなんて話を聞いた事があります。
(ちゃんと助けてくれたなんて話も聞いた事はありますが、
お金至上主義の山小屋もあるようです・・・。)
限界になる前に無理をしないで、登山を楽しみましょう。
トップページ
富士山とは?
富士山噴火の歴史
富士山噴火で火山灰が降ったら
富士山噴火に備えて
富士山の世界遺産に物申す!!
富士信仰
富士山の周辺観光地
富士山と自転車
富士登山競走
お中道
富士山の高山植物
富士山の山頂の住所って?
登山の登りの歩き方
登山の降りの歩き方
登山のマナー
登山の装備
登山の持ち物
山小屋についての注意点
富士山頂のお鉢めぐり
吉田口登山道
佐藤小屋
里見平星観荘
河口湖口登山道の登り
河口湖口登山道の降り
富士山みはらし
富士急雲上閣
花小屋
日の出館
七合目トモエ館
鎌岩館
富士一館
鳥居荘
東洋館
太子館
蓬莱館
白雲荘
元祖室
本八合目富士山ホテル
本八合目トモエ館
御来光館
須走口登山道
菊屋
長田山荘(しゃくなげ山荘)
瀬戸館
見晴館
江戸屋(下江戸屋)
胸突江戸屋(上江戸屋)
本八合目トモエ館
御来光館
御殿場口登山道
大石茶屋
わらじ館
砂走館
赤岩八合館
富士宮口登山道
表富士宮口五合目(五合目レストハウス)
宝永山荘
雲海荘
御来光山荘
元祖七合目山口山荘
富士山表口八合目池田館
万年雪山荘
九合五勺胸突山荘