富士山の情報、丸分かり>お中道

お中道（おちゅうどう）とは、
河口湖口登山道５合目駐車場にある富士山周遊の遊歩道です。

標高２，３００m〜２，８００m位を通って、一周する２５kmの道のりで、
かつては富士山登山経験３回以上の人にしか許されなかった修行道です。

しかし、明治から昭和にかけての大沢崩落が進み、
昭和５２年に閉鎖されてしまい、
今では、大沢崩れまでの約６．５kmのハイキングコースになっています。

大沢崩落は今でも進み、毎日１０tトラック約２８台分の崩落があるそうです。

お中道派、大沢崩れ直下にまで行けて、
目の前に見る大沢崩れはド迫力で、常に岩が崩れて煙を上げていて、
富士山が生きている事を感じられるのではないでしょうか？

お中道は富士山の森林限界線を横に移動する遊歩道ですので、
アップダウンも少なく、富士登山に自信のない人は、
お中道を歩いて、富士山を感じてみてはどうでしょう？

寄生火山と呼ばれる、火山の中腹や裾野に。新たに噴火して出来た
小さな火山を見る事で出来ます。

お中道には山小屋などは殆どないはずですので、
食べ物や飲み物をしっかり持って十分な準備をしていきましょう。

７月〜８月位になると、シャクナゲなど高山植物などが見ることが出来、
１０月位には紅葉が良い頃になります。