あなたに合った内職・副業が見つかる>お遍路代行の仕事解説

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お遍路代行とは、お遍路（注１）を行けない人の代わりにお遍路を巡拝して、
納経帳（注２）や白衣（注３）に墨書と御朱印を頂く。

お遍路代行の歴史は古く江戸時代から有ったそうで、
現在でもお遍路を巡拝していると、お接待（注４）というのを受ける事がありますが、
これもお遍路代行の一種です。

門倉さんがお遍路代行を行っている工藤誉士さんの場合経費込みで、
・歩きお遍路（約４０日）で約５０万円
・公共交通機関（約３０日）で約４０万円
・自動車（約１０日）で約２０〜３０万円

掛け持ちで何人分かを一回で巡拝しているのかも知れませんが、
自分が昔お遍路で巡拝して時、お寺の方に一人で複数は駄目だと注意された事があります。
結局病気の家族の分なのでという事で、御朱印などを頂きましたが・・・。

注意点としては、ちゃんと巡拝してと分かる様に、
各霊場で自分込のお寺の写真を撮り、
途中であった出来事なども報告して、
依頼者に巡拝している様子が少しでも伝わる様にしましょう。

自分が巡拝した際に噂で聞いたのですが、
終盤になると置き引きなどがあるそうで注意が必要だそうです。

何故終盤かというと、帰りの交通費やお土産代などでお金を持っていたり、
納経帳がもうすぐ完成なので置き引きで手に入れて、
残りを自分で巡拝して完成させて転売する為。

納経するのに費用が掛かりますし、巡拝期間の食事・宿代などを考えると、
正直割が良いかは疑問ですが、自分が巡拝する時にやるなら良いかも知れません。

因みにお遍路は一回で巡拝しなくても、
何回かに分ける「区切り打ち」というのもあります。

注１．お遍路：弘法大師が修行を行った四国八十八カ所の霊場を巡拝する事 注２．納経帳：各霊場で墨書と御朱印を頂くノート 注３．白衣：お遍路で途中で野垂死んでもすぐ葬儀が出来る様に白い服を着て巡拝する 　　　お遍路正装。 注４．お接待：お遍路を巡拝している人に飲み物や食べ物を渡して、 　　　行けない自分の分も一緒に巡拝して貰おうという物です。